「整体院 拓 太白院」で本当に健康なお身体へ

SNSで紹介されているストレッチを行う人

 

InstagramやYouTubeなどのSNSでは、さまざまなストレッチ方法が紹介されています。

「身体が硬いから、もっと伸ばした方がいい」

「このストレッチを毎日やれば身体が柔らかくなる」

そんな情報を見て、実際に試している方も多いのではないでしょうか。

ストレッチそのものが悪いわけではありません。

身体の状態に合わせて適切に行えば、身体を動かしやすくするための方法の一つになります。

ただし、「身体が硬い=とにかく強く伸ばせばいい」ではありません。

今回は、SNSで見かけるストレッチを行うときに知っておきたいポイントについて、整体師としてお伝えします。


ストレッチは「強く伸ばすほど効果がある」わけではありません

ストレッチをするとき、

「痛いくらい伸ばした方が効いている感じがする」

という方もいると思います。

しかし、強く伸ばすことが、そのまま身体にとって良いとは限りません。

身体には関節や筋肉など、それぞれに動きや役割があります。

そのため、どこが動きにくくなっているのかを考えずに、ただ硬く感じる部分を強く伸ばしてしまうと、かえって身体に負担をかけてしまうことがあります。

僕の経験で言うと

  • YOUTUBEを見てストレッチをやって体が柔らかくなったけど腰の痛みが解消されません
  • SNSをみてストレッチをやったら痛みがひどくない増しました
  • インスタグラムを見て頑張って肩甲骨を回したり、首を倒してストレッチをやってるけどなかなか良くなりません

こんなかたが非常に多いです。ストレッチ(トレーニング系も含める)はあくまで補助的なもので、本質的に体を良くするものではありません。またやり方を間違える、もしくは過激すぎるストレッチは悪影響になってしまうことがあります。


SNSの動画でできている動きが、自分にも必要とは限りません

SNS動画モデルと一般の人が同じストレッチをしている比較

SNSのストレッチ動画を見ると、出演している人がとても大きく身体を動かしていることがあります。

それを見ると、

「自分もこのくらい動かせるようにならないといけない」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、ここには注意が必要です。

動画に出ている人と、自分の身体は同じではありません。関節の動き方、筋肉の柔軟性、普段の姿勢、運動習慣などによって、身体の動きには個人差があります。

つまり、

「その人ができる動きが自分にも必要な動き」ではありません。

大切なのは、動画の動きをどこまで再現できるかではなく、自分の身体がどのように動いているのかを見ることです。最近では過激すぎるストレッチ、他と違いますよという差別化を図ろうとするストレッチが多くみられますが、伸ばす場所が同じであれば目的は一緒です。むしろ、伸ばしてはいけないところを伸ばしてしまい、体のバランスを失ってしまうことがある、これが最も怖いところです。


例えば「身体を大きく捻るストレッチ」

身体を捻るストレッチで腰と股関節や背中の動きを比較した図

SNSなどでよく見かけるものの一つに、体幹を大きく捻るストレッチがあります。

一見すると、

「腰や背中が伸びて気持ちいい」

と感じるかもしれません。

しかし、身体を捻る動作では、腰だけが動けばいいわけではありません。

股関節や背中など、身体のさまざまな部分が関係しています。

本来動いてほしい部分が動きにくくなっている場合、身体を大きく捻ろうとすると、別の場所に動きが集中してしまうことがあります。

例えば捻り動作がうまく行かない人は寝ているときに腰が痛いという人が多いです。私の臨床経験では、寝返りのような動作で腰・背中・股関節がうまく連動していないケースや、反り腰など姿勢の影響が関係しているケースもあります。

いずれにせよその状態で捻りこむようなストレッチをやったら、腰に必要以上の捻りが集中し、結果として痛みが強くなってしまうケースもあります。

捻る動作に自信がある人でも、どこで可動域を確保しているかのチェックも必要になります。股関節?背中?膝を少し曲げて補う人もいます。これらがうまく連動しているかを確認する必要があります。

「前屈すると手が床につかない」

「肩が上がらない」

「身体を捻ると左右差がある」

こうした状態を見ると、

「ここが硬いから、もっとストレッチしないと」

と考えたくなります。

もちろん、実際に柔軟性が低下しているケースもあります。しかし、身体が動きにくい理由は、それだけとは限りません。

身体は、さまざまな部分が連動して動いています。そのため、一見すると「ここが硬い」と感じても、実際には別の場所の動きにくさが関係していることがあります。

また、身体がある程度動きを制限していること自体に意味がある場合もあります。

だからこそ、

「硬いから伸ばす」ではなく、「なぜ硬くなっているのか」を考えることが大切です。

柔らかいから、痛みがないのかというわけでもありません。経験上、そんなに固くないのに肩こりがあったり、腰が痛かったりということもあります。つまり大切なのは「硬いから症状が出ているというわけではなくて、今の体のバランスがなんで症状が出ている部位に影響を及ぼしているのか?」がとても大切になります。

  • 肩の高さの左右差
  • 首の傾き
  • 猫背、反り腰などの関係
  • 腹圧
  • 足のズレ
  • 股関節の動き
  • 膝の動き方

など考えること、見るところはたくさんありますでは、SNSのストレッチはやらない方がいいのでしょうか?

そういうことではありません。ストレッチ自体は、身体の状態に合わせて適切に行えば、有効な方法の一つです。

ただ、

「SNSで流行っているから」

「みんながやっているから」

「動画の人が気持ちよさそうだから」

という理由だけで選ぶのではなく、

「今の自分の身体に必要なのか?」

という視点を持ってほしいと思います。特に、ストレッチをしていて痛みが出る場合や、もともと痛みがある場合には、無理に続けないことも大切です。

ストレッチが合う人もいます

ここまで読むと、

「じゃあ、ストレッチはやらない方がいいの?」

と思われるかもしれません。もちろん、そういうことではありません。ストレッチが身体に合う人もいます。

例えば、

  • 長時間同じ姿勢をとった後に、その姿勢によって動きにくくなった部分を伸ばしたい人

  • 運動前後のコンディショニングとして取り入れたい人

  • 症状の改善を目的とするのではなく、低下した筋肉の柔軟性を改善したい人

  • 特定の動作で明らかに柔軟性が不足している人

などです。

こうした場合には、適切な方法でストレッチを行うことで、身体を動かしやすくなることがあります。ただし、ここで大切なのは

ここは少し勘違いされやすいところです。身体が硬いからストレッチをする、という考え方だけでは不十分です。

身体が硬く感じるからといって、必ずしもストレッチが必要とは限りません。

逆に、柔軟性がそれほど低くなくても、身体の使い方や関節の動き方に問題があれば、痛みや不調につながることもあります。

だからストレッチをするかどうかを考えるときも、

「どこが硬いか」だけではなく、「何のために、その部分を伸ばすのか」

を考えることが大切だと思っています。

ストレッチは目的ではなく、あくまで身体を整えるための一つの手段です。

無理に大きく動かしたり、痛みを我慢して伸ばしたりすると、かえって身体を痛める原因になることもあります。

自分の身体の状態に合った方法を選ぶことが大切です。


当院では「硬いところ」だけを見るわけではありません

当院で身体を確認するときも、

「ここが硬いですね。では、ここを伸ばしましょう」

と、単純に考えるわけではありません。身体は一部分だけで動いているわけではないからです。

例えば身体を捻る動作であれば、腰だけではなく、股関節や背中なども含めて、身体全体がどのように動いているのかを確認します。

整体院拓では緩めるところ、動かすところを間違えないように細心の注意を払ってみています。緩めてはいけないところを緩めると体のバランスが崩れて痛める原因にもなります。

正しい動作が出来ているかを見分けるのも大切です。単に柔らかいからいいのではなく、前屈の仕方、股関節の開き方など、どこが中心で動いていて、どこの可動域が足りないのかを見分けるのも大切な視点です。

SNSには、身体に関するさまざまな情報があります。その中には参考になるものもたくさんあります。

ただし、

「動画の人ができているから、自分にも必要」

「身体が硬いから、もっと強く伸ばす」

とは限りません。大切なのは、

「自分の身体がなぜ動きにくくなっているのか」

を考えることです。

ストレッチをしていて痛みが出る場合や、身体を動かすことで症状が悪化する場合は、無理に続けないようにしてください。

「このストレッチをやっても大丈夫なのかな?」

「自分の身体が硬い原因を知りたい」

という方は、一度専門家に身体の状態を確認してもらうのも一つの方法です。

ストレッチをすべて否定しているわけではありません。自分に合うもの、危険度が少ないものを選ぶことが大切です。また体を良くすることがストレッチの役割ではないということも忘れないで欲しいと思います。

ストレッチは、身体の動かしやすさをサポートする方法の一つです。ただ、それだけで身体の不調の原因そのものが解決するとは限りません。

 「ストレッチは悪者ではありません。ただ、自分の身体に合っているかを考えてほしいと思っています。」

この記事の監修者の紹介

五十肩記事を監修した整体院拓 石倉拓哉

石倉拓哉(整体師・院長)

仙台市太白区長町「整体院拓」院長。国家資格保持。腰痛に専門的に対応し、施術歴20年以上。メディア出演多数、健康セミナー講師経験あり。

 院長プロフィール・活動実績はこちら 

詳しい活動内容

柔道整復師・カイロプラクターとして20年以上の施術経験を持ち、 ラジオ出演やメディア掲載も多数。 同業者からの推薦も多く、技術指導や外部での健康セミナー講師も担当。 2024年・2025年には東北ビューティーコレクションにて、 ランウェイ出演者への姿勢指導を担当。 「症状の原因にアプローチする施術」を重視し、 根本改善を目指すスタイルで多くの口コミをいただいています。

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