腰痛の正体・施術・セルフケアを仙台の整体院が徹底的に解説!
なぜ腰痛が引き起こるのか?当院にも腰痛の方はたくさん来ますが、運動してくださいと言われても痛くて動かせないとか、歳のせいですと言われて諦めかけたりとか…腰は体の要なので、体を動かすと腰が痛いというのはかなり生活に支障をきたしますし、痛い人の気持ちがなかなか伝わりづらいということがあります。
腰痛の大半は姿勢の歪みからくるものが多く、姿勢が歪む理由としては労働環境や普段の日常生活が原因で姿勢が歪み、腰痛に発展します。その原因を明確にすることが大切です。
本記事では腰痛の原因、施術方法、セルフケアを仙台の若林区河原町駅から徒歩1分のたく河原町整体院・若林区本院が分かりやすく解説します。腰痛に悩まされる日から解放された清々しい日常生活が送れるように取り組んでいただければ幸いです!
本記事の読み方
1. 腰痛について徹底的に理解を深めたいという方は最初から読み進めてください。
2. 最初から本記事を読んだ方で頭の中を整理したいという方はPOINT解説をご利用ください。
3. 簡単に解説してほしいという方は最後の「POINT解説」をご覧ください。
4. セルフケアはやり尽くした・・・なかなか良くならないのでプロにお任せしたい・・・仙台で整体を探している方はたく河原町整体院・若林区本院にお任せください!24時間受付の予約フォームよりご予約ください。
皆様のお役に立てることを心から願っています。
目次
- 腰痛は何種類もある
- 一般的な治療
- 効果的なセルフケア
- たく河原町整体院がお勧めするセルフケア解説
- 腰痛で来院されたお客様の声
- 他の整体や病院で良くならない理由
- 腰痛はなぜ起こるのか?たく河原町整体院のレポート
- たく河原町整体院の腰痛施術法
- この記事のPOINT解説(まとめ)
- 腰痛に関する質問集
腰痛は何種類もある
腰痛には大きく分けて2つに分類できます。
- 非特異的腰痛
- 特異的腰痛
腰痛のほとんどが画像では原因がはっきりしない非特異的腰痛になります。どの腰痛にしても対処療法だけではなく、根本から施術するということが大切です。
非特異的腰痛
理学療法診療ガイドラインによると「腰背部の痛みを呈し、腰部に起因するが下肢に神経根や馬尾由来の症状を含まないもの」と定義されています。つまり足のしびれ、まひ、感覚異常などの症状や尿が出ない、便失禁、性機能障害、お尻周りのしびれなどの神経症状がないものを指します。
成人の約80%が腰痛を経験すると言われているので、腰痛にならない人の方が珍しいともいえるでしょう。その中の85%がこの非特異的腰痛で画像には映らないため、画像だけでは原因がとても分かりづらいのが特徴になります。つまり原因が分からないので放置して慢性化してしまうことがとても多いのです。
長時間のデスクワークや運転姿勢、何回も重いものを持ったりするなど、決まった筋肉しか使わない生活は、体のバランスをどんどん悪くします。次第に腰の負担が増えていくような猫背姿勢になるため、腰痛が引き起こりやすくなります。
初期の頃は安静やストレッチをすることで体は回復に向かいますが、痛みのある状態で無理に動かしたりすると、長引いたり慢性化するケースがあります。
画像では原因が特定できませんが、日常生活や労働環境の負担で腰痛が引き起こされるため、見直して新たな習慣を取り入れることが大切です。
特異的腰痛
腰痛の約15%は特異的腰痛で画像に写るので原因が特定できます。これは腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などが有名です。これらの特徴は背骨と背骨の間から出てくる神経を圧迫して、しびれ、痛み、筋力低下、感覚異常などの症状を引き起こします。
また特異的腰痛にはこれら以外にもがんや内臓疾患の場合もあるので、早期に医療機関を受診することが非常に重要になります。
一般的な治療
代表的な治療は以下の5つになります。
1. 薬物療法
2. 注射
3. ストレッチなどの運動
4. 生活習慣の見直し
5. 手術
1. 薬物療法
薬によって痛みを緩和させる方法です。薬の種類は数多くあるので、先生とコミュニケーションをとって効果が高いものを選択しましょう。
●消炎鎮痛剤
炎症を抑える薬・・・ロキソプロフェン、イソプロピルアンチピリン、イブプロフェンなど
●ビタミン剤
筋肉や神経の代謝を良くする・・・ビタミンB1、B6、B12、Eなど
このほかに冷湿布や温湿布を組み合わせます。副作用として便秘や胃の不快感などが起こることもあるので、その都度担当の医師に相談して処方してもらうようにしてください。
薬によって痛みを緩和させる方法です。薬の種類は数多くあるので先生とコミュニケーションをとって効果が高いものを選択しましょう。
2. 注射
基本的にはブロック注射になります。痛みに関与している部分の神経に注射を打ち、まひさせることで痛みを取ります。注射をすることで血管や筋肉の収縮を和らげて血流を促します。血液は栄養を送るので、血流を循環させることで体を回復に向かわせる循環を作るというのがブロック注射の本来の目的になります。
ブロック注射は腰だけではなく、膝、首、顔などさまざまな部分で使われます。最近では骨盤の関節である仙腸関節にブロック注射を打つ場合もあるようです。
3. ストレッチなどの運動
筋肉や関節の機能を取り戻すためには、動かして血流を良くし、栄養を行き届かせた方が良いという考え方です。腰痛のタイプによってストレッチなどで伸ばして良いところ、強化した方が良いところを分けて行うことで、腰痛が引き起こりにくい体作りを目指していきます。
ただし、痛いのに無理やり動かしたり、運動したりすることはNGです。強く、激しくやればいいという問題でもないので、気を付けてください。また、基本的にはストレッチや運動は急性期(発症後7日間)の間は行わない方が良いです。
4. 生活習慣の見直し
代表的なものはデスクワークの姿勢、重いものを持つ体勢、運動する際のフォームの見直し、運転姿勢などがあります。これらの動作で自分はどのような体勢を日頃多くとっているのだろうか?と考えてください。その無理な姿勢が腰に負担をかけています。生活習慣の中で姿勢が悪いと慢性化して腰痛が治りにくい体を作ってしまいます。正しい姿勢を取ることで腰の負担が減り、腰痛が軽減していきます。注意していただきたいのは、正しい姿勢を取ろうとするあまり、腰を反りすぎる方がいるので気をつけてください。
5. 手術
手術はどの方法でも効果が出なかったり、緊急性のある場合に踏み切ります。
例えば、神経の圧迫が強くて痺れが強い、力が入らない、感覚がまひしている、排尿・排便障害などがある場合です。
手術は内視鏡で神経の圧迫を取るものや、器具を入れて固定するものもあります。1回切ってしまうと元に戻せないので、しっかりと医師と相談して慎重に決めてください。
効果的なセルフケア
腰痛のセルフケアは筋肉や関節の機能を取り戻すだけではなく、体のバランスを保つことで正常に体が働き続けるという環境づくりが大切です。
セルフケア1:ストレッチを行う
(たく河原町整体院・若林区本院 YouTubeより引用)
ストレッチには2種類あって、動的ストレッチと静的ストレッチがあります。動的ストレッチは反動をつけて行うストレッチで、運動前に行います。けがの防止や運動パフォーマンスの向上に効果的です。
静的ストレッチはゆっくりじわじわと伸ばすストレッチで、一般的に行われるストレッチです。腰痛のセルフケアには静的ストレッチを行うことをお勧めします。
長時間の同一姿勢は筋肉が動いていない状態なので徐々に代謝が落ちていき、筋肉に老廃物がたまって硬くなっていきます。座っている姿勢は特に太ももの裏の筋肉や股関節の周囲の筋肉も硬くなるので、体の動きが悪くなり腰痛が起こりやすい環境を作ってしまいます。
休憩して腰だけではなく太ももやお尻周りの筋肉を伸ばすことや、お風呂上がりにストレッチをすることがセルフケアにつながります。
セルフケア2:正しい姿勢を身に着ける
正しい姿勢は耳-肩-股関節-膝-足が一直線になれば正しい姿勢です。しかし近年、正しい姿勢で過ごしている方が減っています。
スマートフォンやパソコンを多用する時代になってきて、背が反り腰になる方が増えています。今では小学生や中学生が頭痛持ちになってしまう程です。教科書の内容がどんどん増えていくため、カバンが重くなってきています。カバンが重いと後ろに倒れないようにするため、頭を前に突き出して丸まった状態で歩きます。それに加えて、ゲームやスマートフォンの多用でスマホ首になります。仕事でもパソコンを使う機会が多いですが、デスクワークをする姿勢が正しくなければ背中が丸まり、猫背になり、腰に負担がかかって腰痛が引き起こされます。
また寝ながら横向きで頬づえを突いてテレビを見ること、ソファーの手すりを枕代わりにして寝ること、足を組むこと、横座りをすることも姿勢が乱れる原因になります。
しっかりと背筋を伸ばして正しい姿勢で生活することを心がければ、腰痛を予防することにつながります。
セルフケア3:歩く
実は歩くことも腰痛のセルフケアになります。ハイヒールや革靴で歩くことはお勧めできません。歩く際はスニーカーなど、歩きやすい靴で行いましょう。歩くというのは全身運動なので、さまざまな筋肉を使います。筋肉を動かすことにより血液を送り出すという効果がありますから、全身の代謝アップにつながります。代謝を促進させて筋肉に栄養を送ることが腰痛の予防にもなります。普段よりも少し速めのスピードで20分以上歩くのが効果的です。
セルフケア4:重いものを持つ際は正しい姿勢で行う
(たく河原町整体院・若林区本院 YouTubeより引用)
重いものを持つケースは日常生活でもありますし、職業によっては多くなることもあります。だいたいの方が腰を丸めて筋肉に力が入っていない状態で重いものを持ちます。これでは筋肉がうまく機能せず、腰で重さを支えきれずにぎっくり腰になってしまいます。
重いものを持つ際は必ず片膝立ちになり、背筋を伸ばして腰に力が入っている状態で重いものを掴みます。体幹に重いものを引き付けて膝を伸ばして立ち上がります。
この中でポイントは【背筋を伸ばす】になります。背筋を伸ばし、あらかじめ筋肉に力が入っている状態で物を持ちます。そうすると、膝を使って立つようになり、腰の負担を分散できます。職業柄、片膝を付けない場合は背筋を伸ばして持つだけでも構いません。
繰り返し重いものを持つ際は慢性腰痛になるので、気を付けて行いましょう。
たく河原町整体院がお勧めするセルフケア解説
ここからは写真付きで、たく河原町整体院が実際に来ていただいている方にお伝えしているセルフケアの中で厳選したものを写真付きで解説します。
1. 非特異的腰痛にお勧めのストレッチ
多裂筋の機能を失うと腰痛を引き起こしやすくなります。反り腰になると多裂筋や起立筋が常に緊張してしまうので、この筋肉を伸ばすストレッチをご紹介します。ストレッチを行う際は、狙った筋肉を意識して伸ばすようにすると、ストレッチの効果が上がります。多裂筋を意識しながら伸ばしましょう。
2. ストレッチの方法
(たく河原町整体院・若林区本院 YouTubeより引用)
たく河原町整体院ではこのように丸めたタオルをおなかの中に入れて、それを包むように前屈します。包むように前屈することで腰から首にかけて走行する筋肉がストレッチされます。
よくある間違いが腰を丸めずに直線的になっている方です。これではストレッチされないので、最初は鏡などで確認しながら行うと良いです。頚にヘルニアなどの疾患がなければ頭も下げるとよりストレッチされます。
1. 時間 10秒
2. セット数 2回
3. 回数 1日に3回
朝起きた直後は体が硬いため、筋肉を無理に伸ばしてしまい痛める可能性がありますので避けてください。
※このストレッチが合わない腰痛の方もいますので、痛みが悪化した場合は直ちに中止してください。できれば通われている整体院の先生にご相談してから行うことが間違いないです。
3. デスクワーク姿勢
(たく河原町整体院・若林区本院 YouTubeより引用)
デスクワークの姿勢で大切なのは、できるだけ骨盤から頭部が一直線に保つことです。これが背骨の正しい位置を保つ姿勢になります。目線はパソコンの上端に来るのが理想です。写真ではパソコンの位置が低すぎたので、椅子を下げてさらに厚い本をパソコンの下に入れています。
パソコンは奥に押し込んで手を置けるスペースを作り、肩、肩甲骨、首の負担を減らします。
注意してほしいのは、背筋をピンとする意識では骨盤が後傾(後ろに倒れている)している状態なので、背骨が正しい位置に保たれた姿勢にはならず、反対に腰に負担をかけることになります。
(たく河原町整体院・若林区本院 YouTubeより引用)
上記の写真のようにお尻を突き出して骨盤の坐骨部分(お尻の付け根)で座ります。そうすることで土台からまっすぐ座れるので背骨が正しい位置に収まります。
慣れていない方は疲れるので、姿勢を変えながら行っていって、徐々に移行してください。
4. コルセットの付ける位置
コルセットは何が原因で腰痛が起きているかによります。
使用する際はかぶれ防止のため肌着の上から装着します。コルセットは根本的な解消ではなく、生活していく上で支障をきたす場合のみ使用してください。以下に装着する位置をお伝えします。
腰の動きを制限したい場合
1. 上端はおへその位置
2. 下端は骨盤の上
この部分で付けると動きが制限されて腰の負担が減ります。一般的にはプレートがあるものを選択し、腰の動きを制限させます。
仙腸関節(骨盤の関節)を固定したい場合
1. 上端は骨盤の上(腸骨稜)
2. 下端は股関節の上
仙腸関節を固定したい場合は幅広いものでは大きすぎますし、プレートのようなものが入っているものは合いません。ゴム製のものを選択してください。また、このようなつけ方をすると下腹筋を支えることができて背骨の位置が安定します。
※1 コルセットを装着する場合は必ずページ下にある質問集をご覧ください。
※2 どこを固定したらよいのかは必ず専門家にご相談の上、装着してください。
腰痛でご来院されたお客様の声
「姿勢も改善されて痛みも良くなってきました」
〇何を見て来院されましたか?
(紹介、HP、チラシなど)
スマホの坐骨神経痛で検索して来ました。それから以前(LINEの)タイムラインで友達が「たく河原町整体院にいます。とても癒やされます」という書き込みを見て、それを思い出して行ってみようと思いました。
〇来院される前はどんな症状でお悩みでしたか?
右のお尻の付け根から太ももの裏、ふくらはぎまで痛くて、座っても立っても歩いてもとても痛かったです。
〇お悩みを解決するためにどこかに行かれましたか?
(他の整体院に行っていたなど)
鍼灸院に1カ月ほど。その間に整形外科でレントゲンとMRIを撮っていただき、そこで痛み止めの薬を処方されました。
〇他の院と当院では何が違いましたか?
一番最初に側面と正面から姿勢の写真を撮り、体の傾きや歪みを確認して施術方針を決めて施術し、それに従って1カ月後に再検査をして写真を撮り、傾きを見て施術を進めていくということと、自宅でも自分でできるセルフケアを教えていただくことです。
〇施術を受けられてどのような変化がありましたか?
反り腰や姿勢が改善されて痛みもだんだん良くなってきました。
〇同じような症状で悩んでいる人に向けて一言メッセージをお願いします。
痛いところばかりに目が行きがちですが、痛いところと悪いところは違うので、姿勢が重要です。先生のところに通って施術をしていただくと、段々良くなります。
(マリー様 60代 女性 仙台在住)
※効果には個人差があります
「腰痛や足痛とかが改善されて歩行が楽になりました」
〇何を見て来院されましたか?
(紹介、HP、チラシなど)
お友達の紹介です。
〇来院される前はどんな症状でお悩みでしたか?
とにかく肩痛、腰痛、猫背、ちょっと前のめり傾向で、両足にかなり痛みがあり、歩行も困難なときがあったので、それで悩んでいました。
〇お悩みを解決するためにどこかに行かれてきましたか?
(他の整体院に行っていたなど)
10年以上、他の整体院に2カ所、1カ月に1回ずつ通っていました。
〇他の院と当院では何が違いましたか?
他の整体は結局マッサージという感じだったので、そのときや当日は良いんですけど、結局また同じ症状になって根本的な施術にはならないので、どうかな?というのはちょっと思っていました。
〇施術を受けられてどのような変化がありましたか?
腰痛はかなり改善され、足の痛みや肩の痛みは今もだいぶ改善されていて、歩行がけっこう楽になりました。30分ほど歩けていて、今までと同じようにちょっと痛い時もありますが、すごく楽になり、歩行することが苦ではなくなりました。
〇同じような症状で悩んでいる人に向けて一言メッセージをお願いします
諦めないでほしいと思います。どうしても「あっ、ダメかなぁ」とか思うかもしれないんですけど、必ず改善されるので、自分に合った整体を探してください。たく先生のところが私には合っていますので、絶対に諦めないでほしいと思います。
※効果には個人差があります
他の整体や病院で良くならない理由
良くならない理由として多いのは、根本的な原因に対してではなく、痛みを消すための対処療法が多いように感じます。注射、薬、マッサージも悪くはないのですし、それで症状が無くなればそれでもいいと思いますが、以下のように悩まれて当院に来院される方が多いのです。
1.その時は良くなったんだけど再発した
2.痛みが軽くなった気がするだけで痛い
3.そもそも痛みが取れない
痛みは消えたとしても原因を施術しないと痛みが再発することが多いようです。痛みとはこれ以上悪くならないようにしてくださいねという大ごとなサインです。例えば皮膚を切ったら出血し痛みを伴います。痛み止めを飲んで一時的に痛みがなくなったとしても出血し続けていれば痛み止めの効果が切れるとまた痛くなります。つまりこの場合の根本原因の対処法は【出血を止める】ことになります。
根本原因の施術をすることは、腰にかかり続けている負担を分散することです。マッサージや鍼によって一時的に筋肉のコリをとっても、負担をかけ続けているとまた元に戻るのです。
たく河原町整体院では【痛みを取る】だけではなく、根本原因が何なのか徹底的に分析し、その人に合った施術を提供させていただきます。
腰痛はなぜ起こるのか?たく河原町整体院のレポート
1. 腰痛は背骨のS字状弯曲がカギ!?
経験談をお話しすると、背骨のS字弯曲をしているのが正常の形で、ばねの役割を果たし衝撃を吸収します。周囲についている筋肉もS字状の形が保たれているため、筋肉が正常に働き、余計な筋緊張が起こらず代謝が良くなり、疲労物質を運んで筋肉が硬くなっていくのを防いでくれます。ところが、デスクワークやスマートフォンをたくさん使う機会が増えてきたことで、姿勢が乱れ、背骨のS字状の湾曲が崩れている方が多いです。
S字弯曲が乱れている姿勢は、骨盤が後傾(後ろに倒れる)することが多く、腰部、股関節、大腿、背中の筋肉が正常に働かなくなり、代謝異常を引き起こし、筋肉がどんどん固くなり腰痛になるという悪循環に陥るのです。
上記の絵を見てください。耳、肩、股関節が一直線であることが正常なS字状の弯曲です。ラインが崩れ、腰が前に出てしまい、反ったり、丸まったりすると正常なS字状弯曲が乱れているということになります。
正常に戻すことがばねの機能を回復させ、腰にかかる負担を減らし、腰痛を根本から改善に導いていけると考えられます。
2.どこの筋肉に負担がかかるの?
腰痛に関わる筋肉はいくつもありますが、腸腰筋、腹直筋、腹横筋、脊柱起立筋、腰方形筋などが代表的に挙げられます。
【腸腰筋が関与する場合】
腸腰筋は3つあります。小腰筋、大腰筋、腸骨筋です。この筋肉は前かがみにさせる作用があると同時に、良い姿勢を保つために必要な筋肉です。デスクワークや前かがみの姿勢が長くなると腸腰筋が縮こまり、腰の筋肉が伸ばされて日常的に負担がかかるため、慢性腰痛になります。
【腹直筋が関係する場合】
デスクワークなどで腹直筋が縮む癖がついてしまうと、腰が丸くなってしまい、筋肉が引き伸ばされてしまい負担がかかります。また、トレーニングなどで腹筋ばかり鍛えると、筋肉が強くなり、腰の筋肉とのバランスが崩れます。筋力強化によって腹筋の方が強くなると、強い側に引っ張られてしまい、腰が丸まり腰痛になります。
【腰方形筋が関与する場合】
「利き手側は常に使うので負担がかかって腰が痛くなるんですか?」という質問を受けることがあります。
腰方形筋は左右にある筋肉です。上の絵を見ていただきたいのですが、緑のライン上に背骨の先端(棘突起)があると正しい位置になります。片方の腰方形筋が硬くなると、背骨の先端が赤いラインのように曲がってしまいます。このアンバランスが片方だけ腰が痛くなる理由です。
【脊柱起立筋が関与する場合】
この筋肉には腸肋筋、最長筋、棘筋の3つの筋肉からなります。脊柱起立筋は骨盤部から首までつながる非常に長い筋肉です。脊柱起立筋はS字をキープするために日々頑張っています。デスクワークやスマートフォンなど、体が丸まるようなことばかりしていると、脊柱起立筋に負担がかかります。使い過ぎると脊柱起立筋は機能を失ってしまい、S字を崩してしまいます。
【多裂筋が関与する場合】
多裂筋は先程記載した脊柱起立筋の奥にある筋肉で、密接に腰痛とかかわりがあると言われています。姿勢が悪い状態が続いて多裂筋が硬くなって動かなくなると症状が現れます。前傾姿勢が長いと負担がかかり痛みが出るほか、多裂筋は外側の筋肉よりも先に動くので、動き出しに痛みが出ます。
いかがでしたでしょうか?ここにある筋肉だけが原因というわけではありません。他にも筋肉がたくさんありますし、さまざまな問題が複合しています。ただ言えるのは、局所的に捉えるのではなく全身を捉えることが根本施術をする上で重要になるということです。
たく河原町整体院の腰痛施術法
たく河原町整体院では専門用語を使わず、分かりやすい説明と経験・分析力を生かした施術で腰痛の改善のお手伝いをさせていただきます。可動域分析、神経検査、姿勢などのバランス分析を行い、腰に負担がかかる原因はどこにあるのかを徹底的に分析し、矯正専用ベッドで骨盤調整、背骨の調整を行い、その後に筋肉を押す、伸ばす、動かすという施術で筋肉の機能を取り戻していきます。
まずイメージしていただきたいのが反り腰です。例えば弓矢を引いたときの弓が大きく弯曲するのと同じように、骨盤が前傾して筋肉が硬くなっていくと、どんどん弯曲が強くなります。弯曲が強くなっていくと腰の負担が増えて症状が悪化します。反対に腰が丸まる人は、腰の筋肉がどんどん伸びていき腹筋が縮んでいきます。筋肉が伸びて硬くなって動かなくなってしまうと、無理に筋肉を動かしてしまうので腰痛につながります。
上記のように正しいS字状弯曲を取り戻して正しい姿勢を身に着け、バランスよく関節や筋肉が使えるようになるように施術します。腹筋と腰の筋肉の負担が均等に近づけば近づくほど、どちらかに負担がかかり体が傾くということが無くなっていきます。姿勢が良くなるということは、筋肉の機能が正常に働き始めているという目安になります。
体のバランスを整える他に筋肉や関節の動かし方を覚えることも大切になります。例えば前屈・後屈です。よく「体が硬いから前屈ができないんです」ということを耳にしますが、柔らかいことだけが良いわけではありません。たとえ柔らかくて手のひらが床に付いたとしても、腰だけで前屈して骨盤や股関節、その周囲の筋肉が上手に使えていないと、腰にばかり負担がかかります。前かがみの作業が長い、重いものを持つという方は特に前屈、後屈の動作を覚えて、股関節と骨盤が連動して動くようにしていきます。
POINT解説
ここからは今までのところを簡単に説明します。POINT解説だけ読むのもいいですし、今まで読み進めてきた方も頭の中で整理できるかと思います。ぜひご覧ください。
1. 腰痛は大きく分けて2種類
● 非特異的腰痛 画像には映らず原因がはっきりしないもの
● 特異的腰痛 腰椎椎間板ヘルニアなど神経症状があるもの
POINT解説
腰痛の85%が非特異的腰痛です。
2. 多数の治療法
腰痛の治療には主に薬、注射、ストレッチなどの運動、生活習慣の指導、手術があります。
POINT解説
これらの方法は痛みを抑える治療法です。特に手術は一度行うと元に戻すことはできないので、医師と相談して慎重に決めてください。
3. 効果的なセルフケア
①ストレッチ
ストレッチには2種類あります。
● 動的ストレッチ 反動をつけるストレッチで、ウォームアップに行われ、けが防止やパフォーマンス向上につながります。
● 静的ストレッチ ゆっくりじわじわ伸ばすストレッチで、反動をつけません。
POINT解説
腰痛セルフケアは静的ストレッチを行います。
② 姿勢に注意
足を組む、頬づえをつく、横座りなどに気を付けましょう。
POINT解説
姿勢を良くしようとするあまり、背筋を伸ばしすぎる方がいるので注意しましょう。
③歩く
全身の代謝アップになるので、歩く際は普段よりも少し速めのスピードで20分以上をお勧めします。
POINT解説
靴は革靴やハイヒールではなく、スニーカーで行いましょう。
④重いものを持つ姿勢に気を付ける
片足立ちになり、腰を丸めず腰を反ってから荷物を持ちます。
POINT解説
腰を反ることにより腰の筋肉に力が入るので痛めづらいです。丸まっていると力が抜けている状態なので負担がかかります。
4. 腰痛お勧めストレッチ
上記にスクロールすると記載しているのでぜひご確認ください。
5. どうして他の院では良くならないのか?
全身を見ずに痛いところばかりを見る対処療法が多いからです。例えばマッサージを行っても、体のバランスが変わらないので、また同じところが苦しくなります。
POINT解説
根本原因を施術しないと、そのときは良いけどまた痛くなったというのを繰り返します。腰の負担を取らないと、負担をかけ続け、組織が消耗していきます。
6. たく河原町整体院の腰痛レポート
背骨はS字状になっていてばねの役割を果たしていますが、骨盤が前や後ろに倒れてS字が乱れると腰に負担がかかり、腰痛になります。
POINT解説
正しい姿勢を身につけることで背骨は正常なS字になります。また、負担がかかっている筋肉を適切に施術することが大切です。
7.たく河原町整体院の施術法
可動域分析、神経の検査、姿勢のバランスを見て骨盤矯正、背骨矯正、筋肉の調整をします。
POINT解説
専門用語をできるだけ使わず、わかりやすい説明をしてから施術に入ります。お客様が体のことを理解されることが大切だと考えています。
要点だけをまとめてみました。最後に質問集を読むと、より理解していただけると思います。
腰痛に関する質問集
質問①:温める、冷やすどちらが正しいのでしょうか?
これは時期によるのと経験上どの部分が痛いかによりますが、基本的には痛めた直後は応急処置として冷やした方が無難です。例えば、スポーツで痛くなったり、重いものを持ち上げて痛くなった直後はアイシングで冷やします。
温めたほうがいい場合は慢性腰痛の場合です。急に痛めたのではなく、常に腰が痛いときは温めたほうが良いことが多いです。但し、稀に痛みがひどくなることがありますので、その際はやめてください。
質問②:温泉は入った方が良いでしょうか?
慢性的な腰痛は温泉に限らず、湯船につかるということはとても良いことです。しかし、これも痛めた直後は控えた方が無難と言えます。その場合はお風呂は避けてほしいところですが、何日も避けるというのは大変だと思うので、シャワーだけにすると良いです。
湯船につかるというのは部分的に温まるのではなく、全身が温まります。代謝をアップさせることで血流が良くなり、筋肉に栄養が行くとともに老廃物などを排出しますので、筋肉が動きやすくなるという効果が期待できます。
質問③:ストレッチや筋トレはどうでしょうか?
基本的に腰が痛い状態で動かすのはNGです。個人の判断でやると加減が分からず、強ければ強いほど良いという考えが働いて悪化させるケースを何度も見てきました。
ある程度、関節や筋肉の動きが改善してきた状態で動かすと回復力が増していきますので、腰の状況を正確に判断して実施することが重要となります。
質問④:コルセットはした方が良いですか?
コルセットは時期が来たら外した方が良いです。なぜかというと、体の動かせる範囲が限定的になるからです。関節や筋肉が動かせる範囲が狭くなり、徐々に動かなくなっていきます。痛みは抑えられたとしても、動かせる範囲が狭くなれば、再び腰痛が引き起こしやすくなりますし、可動域を回復させる時間も要さなければなりませんので、予後が悪くなります。
そして最も重要なことは【心理的要因】です。コルセットをしなければならない…コルセットがないと不安…言われたからやり続ける…また痛くなったらどうしよう…
このような不安からコルセットに依存してしまうことがあります。不安というのは腰痛を助長してしまう原因にもなります。体のバランスも大切ですが、心のバランスも重要なのです。
【もうコルセットがなくても大丈夫なんだ】【案外コルセットを外しても大丈夫だ】という依存から抜け出すことも大切になります。
ただし、手術をした方は術後や神経圧迫の程度にもよります。外す際は時期を間違えない方が良いので、専門家に相談してからにしてください。
店舗名 | たく河原町整体院 若林区本院 |
営業時間 | 月・火・木・金 10:00~14:00/16:00~20:00 水 16:00~20:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
住所 | 〒984-0805 宮城県仙台市若林区南材木町92-2 南材ビル1F 【MAPはこちら>】 |
交通 | 「河原町」駅 徒歩1分 |
駐車場 | あり ※車でお越しの際は店舗前の駐車場をご利用ください。店舗前の駐車場に停められない場合は店舗近くの南材木町小学校隣の三井のリパークか当院の西側にあるD-Parkingにお停めください。どちらも提携駐車場です。 |
電話番号 | 022-721-0224 |
12月28日までに
\ ご予約の方に限り /
根本原因改善
整体コース
初回2,980円(税込)
※初検料1,620円+通常1回6,600円
=8,220円
予約多数のため先着10名様のみ
→ あと5名
※全て税込価格
本当に多くの
お喜びのお声を
いただいています
「長時間座っても腰の重苦しさが軽減されました」
〇何を見て来院されましたか?
(紹介、HP、チラシなど)
Googleで近所の整体院を検索して当院にしました。
〇来院される前はどんな症状でお悩みでしたか?
ずっと腰が痛くて、痛みといってもズキッというよりは重たい感じが続いて、来院する直前くらいはひどかったので施術したほうがいいかなと思って。特に車の運転は結構しんどかったですね。
〇施術を受けられてどのような変化がありましたか?
大分腰が楽になって、今までは長時間座っているのが、それこそ車の運転とかしんどかったんですけど、その辺りも軽減されました。
〇同じような症状で悩んでいる人に向けて一言メッセージをお願いします。
痛みで悩んでいる人は専門家に見てもらって自分の体を預け、原因を知るのが良いと思いました。
(T.S様 20代 男性 仙台在住)
※効果には個人差があります
「諦めないで下さい」
〇何を見て来院されましたか?
(紹介、HP、チラシなど)
友人の紹介です。
〇来院される前はどんな症状でお悩みでしたか?
腰の痛みと右側のお尻から太ももにかけてすごく痛くて足を引きずらないと歩けなくなっていたんです。それですごく苦痛だったんですよ。誰から見てもおかしいな、引きずっているなという状態だったんですけども、友達が心配するほどでした。
〇お悩みを解決するためにどこかに行かれましたか?
(他の整体院に行っていたなど)
鍼灸整骨院とどこかの整体院とテルミー治療院などいろいろと行きました。
〇他の院と当院では何が違いましたか?
まずこちらはその場しのぎの施術ではないということで、痛みや不調の原因を調べて何回も検査を行っていただき、体を根本的に改善していただけるというところです。あと、体の状態を分かりやすく説明していただけるので、自分が納得した上で自分の体と向き合うことができました。
〇施術を受けられてどのような変化がありましたか?
背骨と骨盤の歪みを矯正していただいて通ってからわりと早くに腰の痛みがなくなったんですね。2カ月過ぎたくらいから足を引きずらなくても歩けるようになったのがすごく嬉しかったです。あと、体のバランスが整っているのが分かって、たく先生を信じて通い続けて良かったと思っております。
〇同じような症状で悩んでいる人に向けて一言メッセージをお願いします
体のメンテナンスはとても大切です。時間はかかりますが、間違いなく改善されていきますので、あきらめないで、まず迷ったり悩んだりしていたらこちらにいらっしゃってみてください。
(妙子様 50代 女性 仙台在住)
※効果には個人差があります
12月28日までに
\ ご予約の方に限り /
根本原因改善
整体コース
初回2,980円(税込)
※初検料1,620円+通常1回6,600円
=8,220円
予約多数のため先着10名様のみ
→ あと5名
※全て税込価格
この記事の監修
石倉拓哉
柔道整復師 カイロプラクター
施術歴20年の経験豊富な技術でメディア掲載多数。同業者の推薦も多く、技術指導や外部で健康セミナーを開催して講師として参加する経験もある。マッサージなどのその場しのぎの方法ではなく「症状の原因を施術する」という体のバランスを見る骨格構造理論を基に根本から施術していき、お客様の口コミも数多い。