整体はいつからあるのか?
整体とは日本では代替医療という位置づけをされています。代替医療は整体の他に接骨、カイロプラクティック、オステオパシー、鍼灸などがあります。整体は戦国時代から徐々に普及してきたとされています。
アメリカで発展していったカイロプラクティックやオステオパシーは、広い分野で使われます。
特にオステオパシーや当院でも取り入れているカイロプラクティックは、アメリカでは専門の大学があり、卒業した人たちのことをD.O(ドクター・オブ・オステオパシー)、 D.C(ドクター・オブ・カイロプラクティック)と呼ばれます。
接骨と整骨は同じ資格である柔道整復師という国家資格を有しており、資格がなければ接骨・整骨の開院は認められていません。柔道整復師は10世紀末の書物に骨折、脱臼、打撲などの施術法が記載されていましたが、戦国時代の「柔術」を参考に本格的に発展してきたと言われております。
その後、形を変えてきており、現代の学校教育は3年間というカリキュラムが組まれていて、解剖学、生理学、運動学、病理学、一般臨床学などさまざまな勉強をします。
当院の整体と一般的な整骨との違い
一般的な整骨院はマッサージや電気療法が主流です。根本的な改善を目指すというよりも、マッサージされて気持ちが良い、なんとなくその場は楽になった気がするなど、その場しのぎのものが多いです。
来院間隔は施術を実施する期間も曖昧なことが多く、いつになったら良くなるのか、そういった見立てもありません。最近では整骨院や接骨院にも自費を導入しているところが多く見られるようになってきました。骨格の歪みを扱ったり、〇〇法といった独自の方法を使っているところもあります。
自費を導入している整体院・整骨院はしっかり計画を立てて施術をするところもあります。計画を立ててもらえると安心です。
当院の整体は一時的な改善ではなく、体を根本的に良くしていく施術を行います。体のバランス、可動域、力の入り方などを見て細かく分析していきます。
施術に入る前に計画をお伝えし、施術を受ける方の同意を得てから開始します。また、ボキボキした強い施術はせず、体に優しい整体を取り入れています。ソフトで体に優しい施術方法は、力任せに施術を行うわけではないので、高い技術力が要求されますが、それを使いこなしていけるのが当院の強みです。
整体院の料金が高い理由とは?
整体院は接骨院や接骨院と違い、保険が使えません。接骨院には骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲という業務範囲に保険が適用されますが、これ以外には保険が適用されません。
メリットは法的に認められた限られた範囲内では安価な施術を提供できます。
デメリットは接骨・整骨院で保険を請求する際、施術する範囲や施術する方法が国により定められています。
せっかく国家資格を持っていて知識豊富な先生方が、国のさまざまな制限によりマンパワーを出し切れません。それにより施術者もストレスを感じている方がいるのではないでしょうか?
整体院はそのような国に定められるような制限がなく、肩こり、首こり、慢性腰痛でも施術できます。施術の範囲も方法も制限がないので、より高度な技術が提供できるようになります。
※骨折、脱臼などの施術行為は禁止されています。
特に国家資格を持っていながら整体をしている先生は、学校教育を受けて国家資格を取得した先生が整体師をしているため、体の機能を理解している上に施術に制限がないという点は、受ける側にとっても魅力的です。
ただし、国の制限から外れるということは保険請求ができないということになりますので、保険に比べて金額は高くなります。
どちらにもメリット・デメリットはあります。これを知った上でどちらを選ぶかは、その人次第になります。あなたの体はひとつだけです。どちらに預けるかは慎重に判断してください。
整体で改善が期待されるもの
整体は骨格を良くして体のバランスを整え、血流の循環を良くします。血流を良くして筋肉に蓄積された疲労物質を流して排出していきます。
体のバランスが良くなり、背骨の配列が整うと神経の循環も良くなります。神経は脳から筋肉、臓器に動くように信号を伝えていきますので、働きが良くなると筋肉が円滑に動くようになり、内臓系も機能の向上が期待できます。
この記事の監修
石倉拓哉
柔道整復師 カイロプラクター
施術歴20年の経験豊富な技術でメディア掲載多数。同業者の推薦も多く、技術指導や外部で健康セミナーを開催して講師として参加する経験もある。マッサージなどのその場しのぎの方法ではなく「症状の原因を施術する」という体のバランスを見る骨格構造理論を基に根本から施術していき、お客様の口コミも数多い。